加味逍遙散シンワ(かみしょうようさん) 240錠 (伸和製薬)
第2類医薬品
加味逍遙散シンワ
のぼせ感、不安、イライラ、更年期障害などに。
血が滞って冷え性、月経不順、更年期障害、不眠などの症状がある方に効く、飲みやすい錠剤タイプの漢方薬。
加味逍遙散は気と血の証に用いる漢方薬
加味逍遥散(かみしょうようさん)は、主に女性の更年期障害などにともなう症状に使われる漢方薬です。当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)、桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)と並べて三大婦人薬と呼ばれることもあり、冷えや月経不順・月経困難、血の道症などに幅広く用いられています。
漢方で気・血・水のうち血証というものは、各種の出血、充血、うっ血、貧血などの血液循環障害のことを指します。そのうち、血が久しく停滞し、充血やうっ血、下腹部の膨満感や痛みをもたらすものを瘀血(おけつ)と呼びます。また虚証の血症のことを血虚といい、貧血や不眠、疲れやすい体質などをもたらすことがあります。加味逍遥散は主にこの血虚の状態に用い、不足した血を補ったり、血のめぐりを良くしたりして瘀血や血虚を改善します。
また、加味逍遥散は「肝気鬱結」(かんきうっけつ)の症状(気の症状)にも用いられます。気が乱れたり、めぐりが悪くなると、不安やいらだちなどの精神神経症状を起こすことがあります。加味逍遥散は気のめぐりを整えることにより、このような精神神経症状を改善します。そのため、原因がはっきりわからないのに不調を訴える、いわゆる不定愁訴にも効果を発揮します。
のぼせ感、不安、イライラ、更年期障害などに。
血が滞って冷え性、月経不順、更年期障害、不眠などの症状がある方に効く、飲みやすい錠剤タイプの漢方薬。
加味逍遙散は気と血の証に用いる漢方薬
加味逍遥散(かみしょうようさん)は、主に女性の更年期障害などにともなう症状に使われる漢方薬です。当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)、桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)と並べて三大婦人薬と呼ばれることもあり、冷えや月経不順・月経困難、血の道症などに幅広く用いられています。
漢方で気・血・水のうち血証というものは、各種の出血、充血、うっ血、貧血などの血液循環障害のことを指します。そのうち、血が久しく停滞し、充血やうっ血、下腹部の膨満感や痛みをもたらすものを瘀血(おけつ)と呼びます。また虚証の血症のことを血虚といい、貧血や不眠、疲れやすい体質などをもたらすことがあります。加味逍遥散は主にこの血虚の状態に用い、不足した血を補ったり、血のめぐりを良くしたりして瘀血や血虚を改善します。
また、加味逍遥散は「肝気鬱結」(かんきうっけつ)の症状(気の症状)にも用いられます。気が乱れたり、めぐりが悪くなると、不安やいらだちなどの精神神経症状を起こすことがあります。加味逍遥散は気のめぐりを整えることにより、このような精神神経症状を改善します。そのため、原因がはっきりわからないのに不調を訴える、いわゆる不定愁訴にも効果を発揮します。
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効能・効果
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体力中等度以下で、のぼせ感があり、肩がこり、疲れやすく、精神不安やいらだちなどの精神神経症状、ときに便秘の傾向のあるものの次の諸症: 冷え症、虚弱体質、月経不順、月経困難、更年期障害、血の道症、不眠症
(注)
血の道症とは、月経、妊娠、出産、産後、更年期など女性のホルモンの変動に伴って現れる精神不安やいらだちなどの精神神経症状および身体症状のことです。 -
用法・用量
- 次の量を食前又は食間に水又は白湯にて服用して下さい。(食間とは、食後2~3時間を指します。)
年齢/1回量/1日服用回数
成人(15歳以上) 4錠3回
15歳未満7歳以上 3錠3回
7歳未満5歳以上 2錠3回
5歳未満 服用しないで下さい
用法関連注意
(1)用法・用量を厳守してください。
(2)小児に服用させる場合には,保護者の指導監督のもとに服用させてください。 -
成分・分量
- 加味逍遙散シンワ 1日量(12錠)中
「日局」トウキ・・・ 1.5g
「日局」ボタンピ・・・ 1.0g
「日局」シャクヤク・・・ 1.5g
「日局」サンシシ・・・ 1.0g
「日局」ビャクジュツ・・・ 1.5g
「日局」カンゾウ・・・ 0.75g
「日局」ブクリョウ・・・ 1.5g
「日局」ショウキョウ・・・ 0.25g
「日局」サイコ・・・ 1.5g
「日局」ハッカ・・・ 0.5g
上記生薬より得た加味逍遙散エキス(1/2量)2380mgを含みます。
なお、添加物として
ステアリン酸Mg、タルク、クロスカルメロースNa、メタケイ酸アルミン酸Mg、水酸化アルミナマグネシウム、セルロース、乳糖を含みます。 -
使用上の注意
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■相談すること
1.次の人は服用前に医師,薬剤師又は登録販売者に相談してください。
(1)医師の治療を受けている人。
(2)妊婦又は妊娠していると思われる人。
(3)胃腸の弱い人。
(4)今までに薬などにより発疹・発赤,かゆみ等を起こしたことがある人。
2.服用後,次の症状があらわれた場合は副作用の可能性があるので,直ちに服用を中止し,この添付文書を持って医師,薬剤師又は登録販売者に相談してください。
[関係部位:症状]
皮膚:発疹・発赤,かゆみ
消化器:吐き気・嘔吐,食欲不振,胃部不快感
まれに次の重篤な症状が起こることがあります。その場合は直ちに医師の診療を受けてください。
[症状の名称:症状]
肝機能障害:発熱,かゆみ,発疹,黄疸(皮膚や白目が黄色くなる),褐色尿,全身のだるさ,食欲不振等があらわれる。
腸間膜静脈硬化症:長期服用により,腹痛,下痢,便秘,腹部膨満等が繰り返しあらわれる。
3.服用後,次の症状があらわれることがあるので,このような症状の持続又は増強が見られた場合には,服用を中止し,この添付文書を持って医師,薬剤師又は登録販売者に相談してください。
下痢
4.1ヵ月位服用しても症状がよくならない場合は服用を中止し,この添付文書を持って医師,薬剤師又は登録販売者に相談してください。
5.長期連用する場合には,医師,薬剤師又は登録販売者に相談してください。 -
注意書き
- (1)直射日光の当たらない湿気の少ない涼しい所に密栓して保管してください。
(2)小児の手の届かない所に保管してください。
(3)他の容器に入れ替えないでください(誤用の原因になったり,品質が変わることがあります)。
(4)使用期限を過ぎた製品は服用しないでください。
(5)本剤は天然物を原料としているため,色調,味又は香り等に多少の差異が出ることがありますが,効果には変わりがありませんので安心して服用してください。
お問合せ先
伸和製薬株式会社
〒103-0001 東京都中央区日本橋小伝馬町13-4
問い合わせ先:情報管理室
電話:0120-019-776
受付時間:9時~17時まで(土・日、祝日を除く)
〒103-0001 東京都中央区日本橋小伝馬町13-4
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受付時間:9時~17時まで(土・日、祝日を除く)